カテゴリー: 俳句・短歌

木もれ陽に 暑さをふくめて つき進む　章人 夏色の 空に輝く 水しぶき　川上 柿若芽 みどり色こく ...

有りがとう 神に伝えて 合わす手に　松子 制服の ういういしさの 匂う春　松子 花筏の 行所なき 神...

村一心 火神舞い上る 大どんど　山舟 大津波 三陸沖を 春の地震（ない）　小磯 老人の 頭狂わす 春...

風巻そ 富士が浅間が 近づきて　孝和 雪降りて スズメばかりが 騒ぎたて　孝和 冬の空 やさしい雪が...

寒暖の めまぐるしきや 師走かな　藤田和孝 暮れ六の 通る道なり 暮れの市　山舟 枯れ葉落ち 肌ちら...