ここ7〜8年、神社の森の木が
カミキリムシの被害に遭っています。
もちろん昔からカミキリムシの食害というのはあったのですが
ここ7〜8年は気候の変化のせいか、
カミキリムシが異常繁殖しているようで
その被害が非常に目立つようになってきました。
特にモミジはカミキリムシが好むようで
ご覧のように新緑や紅葉の季節に
弁天池をいろどってきたモミジの枝も
次々と枯れてしまっています。
困りました。
拝殿前に左右対で植えてある常緑樹もやられました。
根元の方をカミキリムシに食われて
水が吸い上げられなくなってしまったようです。
上半分が見事に枯れてしまいました。
根元を見てみると
典型的な食害のあとが…
カミキリムシが卵を産み付けて
それが孵り、幼虫が幹の中に入り込んで
食い荒らしているんですね。
幼虫が入った穴は、鉄砲の弾が撃ち込まれたように
ぽっかりと丸い穴があくので
カミキリムシの幼虫は、
別名テッポウムシと呼ばれているようです。
もう少し早く気づいて
食害の穴に殺虫剤を注入すれば
ここまでひどくはならなかったのでしょうが
正直、チェックや処置が追いつきません…。
しかたなく、この木は枯れた部分を切り落としました。
カミキリムシ撃退のなにかうまい方法はないでしょうか?