既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、
間々田八幡宮の池の鯉が鯉ヘルペスに感染して全滅してしまいました。
6月半ば頃から突然鯉が浮き始め、
ピーク時には一日30匹以上も死んだことから、
当初から相談をしていた市側もやっと重い腰をあげ、
市の担当者が県の水産試験場に
検体を持ち込んで調べてもらったところ、
案の定、鯉ヘルペスの陽性反応が出てしまいました。
鯉ヘルペスはウイルスによる伝染病ですので、
それからの動きは早く、県の命令により、
残る鯉も翌日中には全て殺処分となってしまいました。
本当に突然のことで、残念としか言いようがありません。
たくさんの子供たちから愛され、
その小さな手から餌をもらい 一緒に成長してきた鯉です。
なかには知らずに遊びに来て、鯉が死んでしまったことを知って
泣き出す子どももいます。
八幡宮でも一日も早く以前の池の姿に戻したいと考えていますが、
もし善意のお気持ちをいただけるようでしたら、
喜んでお受けいたしますので ぜひ皆さまのお力添えをいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ただ、鯉ヘルペスは自然に発生することはなく、
病気にかかった鯉が放流されること等によって発生するそうですので
病気の有無にかかわらず、鯉そのもののご寄付は、
当面の間ご遠慮させていただきます。
何卒ご了承ください。
なお、鯉ヘルペスは鯉以外の魚には感染しません。
また、人に感染することもありません。
仮に感染したコイを食べても人体への影響はないそうです。
(県ホームページより)
▲鯉がいなくなった弁天池
▲対策時の様子