投稿俳句・短歌

       

2025年3月の投稿俳句・短歌

忘れぬと 届く梅の香 春告げる 悠

ひなまつり 春を感ずる あられかな ひな

風光る 木々のそよぎも 水音も かぜ

狛犬の お顔に誘われ 笑みあふれ みこ

如月の 空に輪を描く トビの対 充孝

渡る橋の 欄干青し 山笑う 藜子

茎立つや となりのポチは 脚をあげ 浩二

啓蟄は 杖を支えに 高齢者 康博

冬過ぎて 霞たなびく 二荒山 たかお

空に舞う 咲いて輝く 花こぶし 等

ひねじゃがの ほっこり甘く 木の芽時 悦子

門前に ひいな迎へる 翁かな K三郎

新じゃがよ 種まく前に 店にあり ハニー

春眠の 地震あっても 目が覚めぬ ハニー

鳥の声 春のおとずれ すぐそこに みきお

どの猫も 足どり軽く 春の風 都

新雪や 儚く消えた 淡い恋 翡翠

遊水地 菜の花ロード 遠方に 雪の富士山 光り輝く 翡翠

蝶が舞い 花の下にて みる夢は 遠いおもいで 現(うつつ)のひかり 悠

きっと来る 願えばかなう その日まで 元気で明るく まっすぐに Kyoko1

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