昼休み ふとたちよりし 静けさや ミナ
人生の 余白むかえて 杜若(かきつばた) 仁
ぼうたんの 艶を包みて 能日かな 仁
蛇まつりや 作る子うれし 夏の陣 仁
蛇がまいた 五穀豊穣 豊作だ 京子
子どもの日 蛇がマイタで 雨ごいを 京子
山なみを うつして早苗 ひろごりぬ すぎの
しっかりと 根づいて直立 青田かな 祐
ジャガマイタ 田にうつりこむ 夕日かな 静穂
弁天橋 そよぐ葉音や 芭蕉句碑 静穂
春落葉 祭りのあとの 静かさよ 静穂
親となり 父のやさしさ 母の強さ ことあるごとに 思いなつかし 京子
よく寝てる 「はな」の寝袋 いとおしい 見るとあるある 天使の羽が 京子
四キログラム これがすべての 「はな」だから 命の尊さ まざと知るらん 京子
孫と来て 久かたぶりの 森林浴 りんこ
風立ちぬ 緑のささやき ここちよき 京子
花の種や 「はな」の背中で 風あそび 京子
神あるか 八幡宮の 荘厳さ 京子