初春や 仰ぎて二拍 大根注連 道心 木枯しに 木の葉舞い散る 社かな こぼり 金婚の 大河を渡り 去年(こぞ)今年 祐夫 吹き荒れて 参道に舞い散る 落葉かな まさこ 笑みうかべ 輪投げ楽しむ 秋の空 こぼり 天高く 錦に映える 日光路 こぼり 人々の 温かき手に 支えられ にわかメクラ 春を行くかな 旅人 餌を求め 緋鯉真鯉の ざわざわと 水しぶき上げ 子等の楽しむ こぼり