七五三 菊の香薫る 宮参り こぼり
信濃路や 山装いぬ 紅葉狩り こぼり
初霜に 山茶花散りぬ はらはらと こぼり
参道に 子どもとあそび まらかれ葉 沼
十二月 今年最後の 冬の華 如月
空風飛ぶがごとくに 喜寿になり 祐
夕空や 茜の富士を 掴み取り コト
来し方の 空白埋めし 年用意 利
八幡宮 でんとう的で 大好きだ 小五 みゆう
おちばのね カーペットはね 最高だ 小五 みゆう
大晦日 煩悩払う 除夜の鐘 小堀
ゆく年の 厄を落して 初詣 小堀
クリスマス 一人ぼっちで 淋しいな 湯本
悲しみに 思いをはせる 冬の日々 思い出はすべて 雪とはかなく 揚羽
遠富士の 凩一番 御空かな 雅