冴返る 夜空の月や 肌寒し こぼり ちらほらと 菜の花咲きて 深呼吸 孝和 神棚に 病み終え合掌 梅の季に 松子 尋ね人 異国の地にて すごせしや 星ふる夜に ふるさと想う こぼり 梅香る 愛する貴女と たわむれて またこようねと 誓いあらたに 舞子 杉木立ち 社の奥に 誓い合う 確かな温もり たまゆらの時 南風 旅に出て 病みし村人 氏神に 拝して帰郷と 石碑に残す すぎの