煌々と 連山覆う 紅葉かな 祐
正倉展 大宮人も 同じ月 仁
断捨離を こなしてほっと 冬隣 祐
菊祭り 園児なみつかり 足ルンルン 松子
好きこそは 病も除(さ)けて 菊大輪 松子
さくら組 みんなで育てた 菊の花 舞
貴女(きみ)の背(せな) 紅葉のように 可愛いね 風
踏みしめて どんぐりの道 はしゃぎ行く 舞
秋の空 菊の香匂う 散歩道 こぼり
櫓田は 行く人もなし 鷺が二羽 はるこ
空高し みどり児抱(いだ)き 今帰る はるこ
黄落や 忘れし物は 積ります はるこ
八幡宮 池もおだやか きれいだな さかの
もみじがり 紅色そまる もみじの手 なるせ
晴れ晴れと 華のびやかな 菊の園 境内七五三(なごみ) 家族の手と手 松子
満月の 一日過ぎて ながむれば この輝が スーパームーン 孝和
七五三 雲一つなき 秋の空 祈りし宮に 薫る菊の香り こぼり
並んだよ 黄色い小菊 石段に 園児の花が 八幡宮に 滝
拝殿の 錫かろやかに 宮の杜 鉢の小菊 笑えみ並ぶ 滝
木洩れ陽の 八幡の杜に 雅楽の音 永遠を誓った 秋の夕暮れ 風