先夜見た 星のかけらか イヌフグリ はるこ
天と地と 焦がしてやがて 草の春 はるこ
田打ちして 生命みえたり 一日(ひとひ)かな はるこ
散髪で うとうと昼寝 春うらら 道心
はらはらと 散るや池面に 花筏 こぼり
老二人 パントマイムの 春炬燵 道心
春の日の 陽射しに映る 郷思ふ 詠み人知らず
懐メロを 口ずさみつつ 八幡宮 舞
梅の香を 加えて社 静まれり 杉の
ひな祭り 貴女と創る 花舞台 風
八幡宮 しぜんがいっぱい ゆたかだな 間小 美夢
八幡宮 みんなだいすき 良いところ 間小 美礼
八幡宮 みどりいっぱい ゆたかだな 間小 みずき
すずならし 願いよかなえ いいことを みゆ
今年こそ まいた種々 花開く 風
酉年の 境内に競う カラス二羽 舞
立春や 親しき友の 身を案じ また行こうね 日光の旅 風
病む友を きっと治ると 背を抱き 立春(はる)の社は 明るき兆し 舞