待ちに待つ 稲が弾けて 活気づく 仁 灼熱に 真向う挑戦 コンバイン 仁 ふる里の 母の声する 蝉しぐれ すぎの 過去を捨て 今を生きゆく 喜びを 風 せみしぐれ 遠きふる里 還らせて 舞 蝉しぐれ めぐり逢わせて くれた杜 舞 蝉の声 汗ばむ稽古着 師の眼(まなこ) 仁 亡き人に もう一泊と 誘う盆 松子 冷し麺 この野菜もと ぬくもり麺 松子 日焼けせず 百日紅は 強き花 吉 渋滞の 窓に花火の 音ひらく 吉 外国(そと)の地で ケガの知らせに 飛ぶ親心 眼と目の親子 安堵のメール 松子