秋うらら 雅楽流るる 神の庭 祥 端居して 真の孤独や 暮の秋 道心 立秋や 己が余生の ままに生き 道心 君だけを イブの招きに 秘密基地 星一 にわか目に 光を放つ 年の締め 星一 幼な児の 手に銀杏 ふりそそぐ すぎの 隣り孫 社にぎわす 園児菊 まつこ 晩秋の陽 今日この窓辺も 隣家建つ まつこ 庭すすき 野鳥ついばみ 巣作りか まつこ 球根を 掘り出し来春 この花は メールにのせて 歳を重ねる まつこ