重着に 季節感じる 冬の朝 みきお
車窓より 錦秋の空 只見線 はる
朝もやの 真白き月と 大いちょう はる
通学路 赤いさざん花 霜の朝 はる
花ひとつ 銀もくせいの 糸の先 ハニー
土俵やね パチン パチンと どんぐりの音 ハニー
深山天 浩浩といく 鰯雲 浩二
河端に 一面浩浩 枯れススキ 康博
神前に 拍手あわせ 七五三 慶三郎
秋惜しみ 浩然の気を 晩酌で たかお
満月や 飾る芒の 供養塔 等
畏れ観る 仄紅き月や 今の幸 悦子
泣きつつ倒る 桧葉木の八十路の秋 しらさぎ
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