10月の月替わり御朱印のお知らせです。
間々田八幡宮が鎮座する栃木県では、前回の開催から42年振りとなる「第77回 いちご一会とちぎ国体」が、いよいよ10月1日より開幕となります。
当神社にも大会前から関係者の皆様がお詣りくださり、普段めったに耳にすることのない遠方の地域の方言を生で聞くことができ、妙に感動しております。
さてさて御朱印の方は、国体で盛り上がる人間たちに触発されてか、境内の動物たちも負けじと張り切る「もふもふ国体」(?)の様子を描いてみました。
メイン会場の力石ステージで開催される競技は「キツネとタヌキの化かし合い」???
子供の頃、祖母から「食べる」「寝る」「化かされる」くらいのレベルで、キツネやタヌキに化かされた話をごく日常のこととして聞かされましたが、古き良き時代のレジェンドとも言える両巨頭の化かし合い、果たして決着は着くのでしょうか?乞うご期待。
続いて単ページの御朱印は「八幡宮の銀木犀」です。
秋になるとオレンジ色の小さな花を咲かせ、周囲に芳香を振りまく金木犀は皆さんよくご存知だと思いますが、金木犀にそっくりだけど白い花が咲く銀木犀の存在はご存知ですか?
香りも金木犀に比べると控えめな銀木犀ですが、間々田八幡宮にはこの銀木犀の見上げるような巨木があります。
そしてこの銀木犀、花が散るときに蜘蛛の糸のような細い糸を引きながら散っていきます。
銀木犀が咲く時期は朝方冷え込むため朝霧よく出るのですが、銀木犀から垂れる無数の糸にこの朝霧の露がついて、それが朝霧越しの朝陽に照らされてキラキラと虹色に輝き、それはそれは幻想的な美しい景色が出現します。
この「花が散るときに糸を引く」というのは、銀木犀という植物の特性だと思っていたのですが、ある日ふと気になってネットで調べてみると、そんな記述は1件も見つかりませんでした。
ん?間々田八幡宮の銀木犀だけの現象??
謎が深まりますが、どなたかご存知の方がいらっしゃったら、是非この謎を解き明かして教えてください。
話が長くなりましたが、今月の御朱印は私が知っている限り間々田八幡宮でだけ見られる「糸を引いて散る銀木犀の花」を御朱印にしてみました。
お近くの方は、是非実物を見に来てください。朝霧の日は本当にきれいですよ!
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