令和の大改修事業

       
地震による倒壊の危機から間々田八幡宮の社殿をお守りください。

はじめに

間々田八幡宮の歴史は大変古く、その創建はいまから約1300年前の奈良時代 天平年間と伝えられています。
天慶2年(939年)の平将門の乱の際には藤原秀郷が、文治5年(1189年)の奥州合戦出征の際には源頼朝が、それぞれ当間々田八幡宮にて戦勝祈願を行ったと伝えられます。特に源頼朝は戦勝を祈願して境内に松樹を植え、この松は後に巨木に成長し「頼朝手植えの松」として近隣に広く知られました(明治35年枯死)。
また、江戸時代には、朝廷の勅使である例幣使が日光東照宮からの帰途に必ず当社に参拝するのを習わしとしていたそうです。
当時の社殿は享和年間(1800年初頭)の失火により焼失しましたが、その50年後の1851年、間々田村の人々が浄財を募り、宮大工の名門である本川俣(今の埼玉県羽生市)三村家7代目・三村正利を棟梁として現在の社殿が再建されました。技能の高い大工と彫刻師の協業という、日光東照宮以来の流れを受け継ぐ関東近代寺社建築の典型として価値の高いものとされています。
現在の間々田八幡宮は、近隣に類を見ない広大で風光明媚な境内環境が再注目され、また最近の御朱印ブームや神社ブームと相まって、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、福島などの近県から多くの参拝者が訪れ、これまでにない賑わいを見せています。

間々田八幡宮 令和の大改修

先に述べましたように、間々田八幡宮の社殿は再建から約170年の歳月が経過し、長年にわたる風雨や、度重なる地震などによる看過できない劣化が進んでおります。
特に屋根や社殿の傾きは、東日本大震災以来、目に見える形で急速に進行しており、次に大きな地震が来た場合には倒壊する危険性が指摘されており、万が一倒壊した場合には億単位の再建費用が必要となります。
また、江戸時代の再建時そのままの拝殿の構造は、近年増加傾向にある七五三や安産祈願、厄除けなどのご祈祷を希望される皆様に気持ちよくご拝礼いただくにはほど遠い状況となっております。
これらの現状を鑑み、歴史ある神社の尊厳を護持し、新しい時代に即した御神威の最たる発揚を目指し、ここに令和の改修事業を提起し、氏子崇敬者の皆様に事業へのご理解とご奉賛をお願いすることとなりました。
この間々田の地に生きた先人が多くの労力と財を費やした間々田八幡宮の社殿を後世に伝えていくことは、今を生きる我々にとっての責務であると考えております
氏子崇敬者の皆様方におかれましては、本事業の趣旨をご理解いただきまして、お力添えと資金の御奉賛を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
【宮司によるご説明】

宮司からのごあいさつと社殿の現状についてのご説明です。ぜひご覧ください。

御奉賛状況(令和6年11月20日現在)

御奉賛金合計 36,505,600円
神社拠出金 10,000,000円
合計金額 46,505,600円

目標金額まで、あと14,973,100円!

皆様からのさらなるご支援を心よりお待ち申し上げております。

主要な工事内容

① 耐震修繕工事(必須工事)

傾いた拝殿の引き起こし工事

斜めに傾き地震による倒壊の危険が指摘される社殿を元の状態に引き起こし、損傷した構造材の補修を行います。

傾いた玉垣の補修工事

土台から斜めに傾き大変危険な状態のまま10年近く放置されている玉垣の補修工事を行います。

屋根葺き替え工事

枝の落下などにより損傷を受けた瓦屋根。瓦は重量があり建物への負荷も大きいことから、より軽量で負荷が小さい銅板に葺き替えを行います。

拝殿建具修繕工事

経年劣化や拝殿の傾きにより損傷した建具を、時代に合ったかたちで作り直し、参拝者にとって安全で利便性の高い拝殿に改善します。

② 改修工事

今回の改修事業は「①耐震修繕工事」を最優先事項としますが、皆様からのご奉賛状況によりましては、新しい時代に即した間々田八幡宮の御神威の最たる発揚を目指し、以下の改修工事も併せて行いたいと考えております。

左右拝殿入口雨除け新設

雨天時には七五三のお子様の履き物がびしょ濡れになるなど不便をきたしていた左右の拝殿入口に雨除け用の屋根を新設します。これにより2の次項の「玉垣撤去・拝殿前階段拡張工事」とあわせ、正面から見た際の 社殿の御神威の向上を図ります。

玉垣撤去・拝殿前階段拡張工事

傾いて危険な状態となった玉垣を撤去し、拝殿前の石段を全面階段に改修します。これによりじゃがまいた開会式等で拝殿前を広々と使えるようになります。


概算費用

工事内容 概算費用
①拝殿引き起こし・屋根銅板葺き替え工事 25,276,900円
②拝殿建具修繕工事 *7,000,000円
③-1玉垣修繕工事 *3,000,000円
優先修繕項目小計 35,276,900円
③-2玉垣撤去・拝殿前階段拡張工事 6,201,800円
④左右昇殿階段雨除け庇新設工事 *23,000,000円
総事業予算(概算 61,478,700円

*印の金額は概算となります。

募財期間

《2年間》
第1期:令和5年9月〜令和6年8月末
第2期:令和6年9月〜令和7年8月末

※返礼品のデザインは上記期間にあわせて切り替わります。
※間々田地区自治会の皆様への募財のお願いは、各期とも7月初頭の回覧板にて行わせていただきます。

ご奉賛者待遇

5千円以上(1回あたり)

■奉賛の証

神社の古材から切り出した貴重な奉賛証です。1年目は息長帯姫命、2年目は誉田別命と、間々田八幡宮の二柱の祭神の御利益にあずかれる、2体で満願成就となる奉賛の証です。
(サイズ:75mm×30mm)

■芳名簿永久保存

ご奉賛者様のお名前とご奉賛金額を「芳名簿」に記載し、永久保存させていただきます。

1万円以上(1回あたり)

《5千円の返礼品に加えて…》

■ご奉賛記念手ぬぐい

間々田八幡宮の美しい四季の移ろいを、かわいい神社猫の案内で巡るオリジナルデザインの手ぬぐいです。図柄は奉賛記念品の「見開き御朱印帳」の表紙と裏表紙と共通で、1年目は「冬〜春」、2年目は「夏〜秋」のデザインとなります。

■芳名板掲示

境内設置の「奉賛者芳名板」に、ご奉賛者様のお名前とご奉賛金額を掲示いたします。
(金額によりお名前の大きさが変わります。)

3万円以上(1回あたり)

《5千円,1万円の返礼品に加えて…》

■見開き御朱印帳

見開きタイプの御朱印をそのまま貼れるオリジナルデザインの御朱印帳です。1年目と2年目で表紙の地色が変わります。かわいい神社猫が八幡宮の美しい四季の移ろいを案内します。

10万円以上(1回あたり)

《5千円,1万円,3万円の返礼品に加えて…》

■記念石碑刻銘

改修記念石碑にご奉賛者様のお名前を刻銘します。100年後、200年後まで貴殿のお名前が境内に残ります。
(金額によりお名前の大きさが変わります。)

50万円以上(1回あたり)

《5千円,1万円,3万円,10万円の返礼品に加えて…》

■感謝状贈呈

多大なるご奉賛に対し、神社より感謝状を贈呈いたします。

100万円以上(1回あたり)

《全ての返礼品に加えて…》

■竣工記念式典ご招待

全工事完成後に行われる竣工記念式典にご参列いただけます。式典では記念石碑の除幕や感謝状の授与が行われます。

奉賛会 会長ごあいさつ

 この度は間々田八幡宮の令和改修事業に関心を寄せていただきまして、誠にありがとうございます。
 当神社の氏子総代会会長でもある私が、東日本大震災での被災以来傾きはじめた社殿の改修事業を提起いたしましたのが令和元年のことでした。あれから5年、ようやく正式なかたちで改修奉賛会を立ち上げることができましたのも、ひとえに関係者をはじめ地域の皆さまのご理解とご協力の賜物と深く感謝いたしております。
 この5年の間にも社殿の傾きは年々増しておりますが、火事や台風などの被害とは異なり、はっきりと目に見えるかたちでの損傷が確認しにくいことから、地域の皆さまの危機感が希薄であることが、当事業を進めるにあたっての大きな障壁となっていることは否めません。
 私たち奉賛会としては、地道な説明を重ねて地域の皆様と危機感を共有することにより、江戸時代建造の貴重な地域の宝を次の時代につないでいきたいと考えております。
 皆さまお一人お一人のお力と、より一層のご理解なくしてこの事業を完遂することはできません。
 改修奉賛会一同、皆さまからのあたたかいご奉賛を心よりお待ち申し上げております。

間々田八幡宮 令和改修奉賛会会長
岸 光彦

ご奉賛方法

神社にご持参

神社に備え付けのご奉賛お申込用紙に必要事項をご記入いただき。ご奉賛金を添えて社務所にお納めください。お申込用紙は下のボタンからもダウンロード可能です。事前にプリントしてご記入いただきますとスムーズです。

銀行振り込み

以下の専用口座にお振り込みいただき、お電話、もしくは下のボタンを押して表示される専用フォームから、お名前、ご住所、お電話番号、ご奉賛金額をご連絡ください。

住信SBIネット銀行
法人第一支店
普通口座 2001787
口座名義:八幡宮
カナ:シュウ)ハチマングウ

クレジットカード

下のボタンを押して表示される専用フォームからお手続きをお願いいたします。

電話をかける